すぐにでも予防を始めましょう
「メンテナンスを受けていればよかった」と後悔する前に
70歳~74歳が健康について後悔していること、第1位は「歯の定期検診を受ければ良かった」
長く自分の歯を使うためにはメンテナンスが不可欠です。定期的に通っていただくためにも、通いやすさが大切です。そのために居心地の良さや安心感を持っていただけるクリニックを目指しています。
ある健康に関する調査で、70歳~74歳が健康に関して後悔している事の1位は「歯の定期検診を受ければ良かった」だということが明らかになりました。
日本人の寿命は延びたものの、「健康寿命」は寿命から10年ほど引いた数字であると言われています。自分の歯を多く残して健康寿命をのばすためにも、早いうちから歯科医院での定期メインテナンスなどの予防をしっかりと行っていくことが大切だと言えます。
歯科医院での定期メインテナンスが大切な理由
自分でケアするだけでは取りきれない汚れがあります
歯を守っていくために、自宅での日頃のケアはもちろん大切です。ですが、自分で歯磨きやデンタルフロスでケアするだけでは歯についた汚れを全て落とす事はできません。例えば奥歯や歯の間など、自分で綺麗にするのがとても難しい部分です。そのため自分では落とすことのできない汚れは、定期的に歯科医院で、プロにクリーニングしてもらう必要があります。
例えば歯周ポケットに入り込んだバイオフィルムをそのままにしておくと、歯周ポケットがどんどん広がり、歯周病が進行してしまいますから注意が必要です。クリーニングの方法は一つではありません。当院では、お一人おひとりの口おの中の状態や歯の強さなどによって、メインテナンスの方法を変えています。そのため、クリーニングに使用する専門器具も、ブラシや超音波スケール、ラバーカップなど幅広くご用意しています。
定期メインテナンス本当に効果はあるの?
定期メインテナンスを行うだけで、本当に歯周病やむし歯を防げるの?と疑問に思う方も多いかもしれません。予防歯科先進国の欧米諸国と日本を比べると、80歳の時の残存歯数に大きな差がある事がわかります。むし歯や歯周病にならないために、定期メインテナンスで歯科医院へ行く場合と、むし歯になってから治療のために歯科医院へ行く場合とでは、残存歯数に大きな差が出てしまいます。定期メインテナンスを受診してむし歯や歯周病を予防することは、健康な歯を残していくためにとても大切な事であるとわかります。
歯を失うことの健康への影響
むし歯や歯周病で歯を失ってしまってもそのままにしていませんか?
食物をよく噛み、楽しんで味わい、しっかり消化することは、人が生きていく上でとても大事なことです。それを可能にしてくれているのが、健康な「歯」です。
歯を抜いたまま放置していると、残っている歯が徐々に移動し、かみ合わせが悪くなり、咀嚼力(食物を噛み砕く能力)が低下してしまいます。また、残っている歯への負担が大きくなり、歯周病などの病気の原因にもなってきます。歯を抜けたまま放置していても何も良いことはありません。以下のような悪影響を防ぐためにも、ご自身のお口にあった義歯・入れ歯が必要なのです。
審美面での悪影響としては、歯を失うことで、歯並びが悪くなるほか、歯を支えている歯槽骨がやせてしまい歯ぐきが下がったように見えます。また、失った場所が奥歯であれば、頬のラインや顎のラインが内側に寄ることにより、頬がこけて見えたり、顎のたるみを引き起こします。前歯の場合は口もとにシワが寄りやすくなります。 生活面の悪影響としては、歯がない部分から息が漏れてしまい発音が不明瞭になるほか、噛み合わせが悪くなることから、うまく咀嚼ができず胃腸へ過度の負担がかかります(咀嚼障害により胃腸への負担)。さらにうまく咀嚼ができないということは、脳に刺激が与えられないため、脳への血流量や働きが低下、認知症の発症リスクが高まるとも言われています。
「一本の歯を失うこと」から始まる、欠陥ドミノによる悪循環
むし歯や歯周病で歯を失ってしまっても、「たった1本くらい、なんてことはない」と思われてはいませんか?しかし実はそのたった1本が、全身の健康を脅かす「欠損ドミノ」のスタートを切ってしまうのです。欠損ドミノとは、1本の歯を失うことによってドミノのように次々とお口の環境が悪化し、さらに全身の健康にも支障が生まれていってしまう悪循環のことをいいます。たった一本の歯を失ったことから、まるでドミノ倒しのように歯と健康を失っていく「欠損ドミノ」に陥らないためには、できるだけ早い段階で欠損ドミノが倒れだすことを食い止めることが大切です。
※欠損ドミノとは、林揚春先生と武田孝之先生らのグループが提唱されている考え方です。
生涯医療費は歯で決まります
歯の定期メンテナンスで生涯医療費が削減できます
年齢を重ねた時に大きな差がでてきます
生涯医療費とは、生まれてから亡くなるまでにかかる医療費のことです。トヨタ関連部品健康保険組合の調査では、定期的に歯のメンテナンスを受けている人は生涯医療費が平均より安くなるという結果が出ています。
トヨタ関連部品健康保険組合が、組合員5万2600人を対象に行った調査では、歯のメインテナンスを定期的に受けているグループの生涯医療費が、一般の平均を大きく下回りました。歯のメインテナンスを行っている人は、年齢を重ねても、年間医療費の金額が大きく上昇することはなく、一般平均よりも15万円ほど医療費が抑えられています。
生涯でかかる医療費は年齢を重ねてからのものが大半
年齢を重ねると様々な病気にかかりやすくなります。がんなどの、治療に時間や費用のかかることが多い病気になる確率も上がってきます。そのため、生涯医療費の約50%は70代以上でかかる医療費になります。いくつになっても病気にならず、健康でいるに越したことはありません。
年齢を重ねた時に大きな差がでてきます
むし歯や歯周病で歯を失ってしまっても、「たった1本くらい、なんてことはない」と思われてはいませんか?しかし実はそのたった1本が、全身の健康を脅かす「欠損ドミノ」のスタートを切ってしまうのです。欠損ドミノとは、1本の歯を失うことによってドミノのように次々とお口の環境が悪化し、さらに全身の健康にも支障が生まれていってしまう悪循環のことをいいます。たった一本の歯を失ったことから、まるでドミノ倒しのように歯と健康を失っていく「欠損ドミノ」に陥らないためには、できるだけ早い段階で欠損ドミノが倒れだすことを食い止めることが大切です。つまり、お口の中の健康を保ち、自分の歯を残していくことが全身の健康につながり、生涯医療費を削減することにもなるのです。 ※欠損ドミノとは、林揚春先生と武田孝之先生らのグループが提唱されている考え方です。
メンテナンスについて
専用器具を使って、歯科衛生士がお口の中をトータルケアします
自分の歯を長く使うためには、定期的な検診が大切です。気軽に通っていただける歯科医院を目指しています
むし歯や歯周病予防のために、定期的に検診を受けるのは大切なことです。せっかく時間をかけて治療をしても、メインテナンスをしないと歯は長持ちしません。最低でも半年に一度は定期検診とクリーニングを受けましょう。
当院では予防歯科やクリーニングの内容も、患者様お一人おひとりに合わせてカスタマイズ。来てよかったという満足感と爽快感を感じていただける治療を心掛けています。
当クリニックの予防歯科・クリーニングの特徴
時間をかけた検診を
プラーク(歯垢)や磨き方チェックからはじめ、歯周ポケットの深さを確認し、患者さまの口の中の状態がどう変化しているのかをしっかりと把握してから、クリーニングを行います。クリニックによっては定期検診にかける時間が短いところも多いのですが、当クリニックでは30分~1時間かけて、じっくりと検診を行っています。
クリーニングの方法は人それぞれ
クリーニングの方法は一つではありません。一人ひとりの口の中の状態や歯の強さなどによって、方法を変えています。
そのため、クリーニングに使用する専門器具も、ブラシや超音波スケール、ラバーカップなど幅広くご用意しています。
スーパーバイザー(歯科衛生士)が変わることはありません
スーパーバイザー(歯科衛生士)を務めているのは院長婦人。長い間、同じ人間が患者さまの口の中に責任を持って対応できる体制づくりをしています。
通いやすい立地
銀座B4出口すぐそば、ジョルジオ・アルマーニの向かいに位置します。仕事やショッピングなど、用事のついでに立ち寄れる立地です。患者さまが足を運びやすい場所を選んだのも、当クリニックのこだわりです。
通いたくなる空間
定期検診やクリーニングも個室で行っています。エステサロンのような雰囲気で、リラックスして治療を受けていただけます。
メンテナンスにはプロケアとセルフケアが大切です
自分の天然の歯を長く使っていくためには、歯科医院での定期的なメインテナンスと、自宅でのケアの療法をしっかりと行っていくことが大切です。
ブラッシング指導
効果的なブラッシング方法はお一人おひとり異なります。当院では患者様お一人おひとりに対してブラッシング指導を行っています。ご自宅での毎日のブラッシングをより効果的にするために、是非役立ててください。
PMTC
PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaning(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)の略称です。歯科医院で、専用器具を使って行う歯の清掃のことです。毎日の歯磨きでは落としきれない歯の汚れを落としたり、バイオフィルム(細菌の巣)を取り除く事ができ、歯周病やむし歯の予防になります。